まだサード助監督であったが、脚本を熱心に執筆していた東宝助監督部の和田嘉訓のオリジナルシナリオによる作品である。混血の孤児たちの生活を描く青春映画である。主人公「酋長」役に安岡力也、「ハツコ」役にデビイ・シエス(現在の真理アンヌ)、「アントニオ」役にロカビリー歌手フランツ・フリーデル、「ゼニガメ」役に上岡肇(現在のケン・サンダース)、「ゴロツキ」役に勝見守利(現在のMr.モーリー)、「コムギ」役に森田則之(現在のパット・モリタ)、「東北弁」役に城アキラ(ジョー山中)といった演技経験のない、または演技経験の少ない若者を起用し、本作は、多くの俳優たちにとって「デビュー作」となった。 续集为《脱出》。
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