商店街の理容店の女房・夕子。 彼女に髪を切ってもらうと福を招くと評判だった。 近所の酒屋の主人・進也が夕子に髪を切って欲しいとやって来た。 実はふたりは不倫の仲で、釣り好きの夕子の夫・文夫が夜釣りに行く日時を確認に来たのだった。 その夜、文夫が出かけると、夕子の眠る寝間に進也が侵入し、二人は愛しあった。 ある日、商店街のいかず後家・晴子が夕子の噂を聞いて髪を切って欲しいと店に飛び込んできた。 その日は晴子の30回目のお見合いだった 。だが、既に美容院で髪はセットされていた。 戸惑う夕子に、晴子は下の毛をカットして欲しいと申し出た。 言われるがまま夕子は晴子の下の毛をカットしてやった。 そして晴子はめでたく見合いに成功した。 その夜、進也は夕子の福を分けてもらおうと、司法試験で上京した親戚の哲平に、一晩だけ夜這いを譲るのだった…
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